決済情報の整理 / 情報統一・AIO対策
「カード使える?」に、AIが答えられるように── AIO対策で決済情報の整理を実施
「クレジットカードは使える?」「電子マネーには対応している?」
飲食店を選ぶ際、このような決済方法を事前に確認する方は少なくありません。黄金トマトのカル麺様では、店舗で利用できる決済方法について、自社サイトと外部の店舗情報サイトに掲載されている内容を整理しました。株式会社エーピーアイでは、自社サイトの情報を更新するだけでなく、複数の外部サイトに掲載されている情報を確認し、表記を統一。検索する方にもAIにも、現在の決済方法が正しく伝わりやすい状態に整えました。
- クライアント
- 黄金トマトのカル麺様
- 支援内容
- 決済情報の整理/外部掲載サイトの調査・洗い出し/自社サイトと外部サイトの表記統一
来店前に知りたい、基本的な決済情報
飲食店を探している方は、料理の内容や営業時間だけでなく、来店前にさまざまな情報を確認しています。その一つが、支払い方法です。
- クレジットカードを利用できるか
- 電子マネーに対応しているか
- コード決済を使えるか
- 現金以外の支払い方法があるか
普段からキャッシュレス決済を利用している方にとって、希望する支払い方法に対応しているかどうかは、お店を選ぶ際の判断材料になります。
しかし、決済情報は営業時間や住所と比べて、更新が後回しになりやすい情報でもあります。店舗では新しい決済方法を導入していても、Web上には以前の情報が残っている。自社サイトには掲載されていても、外部サイトには記載がない。掲載先によって、利用できる決済方法の表記が異なっている。このような状態では、お客様が正しい情報を確認できず、来店を迷う原因になることがあります。
掲載先によって、決済情報が揃っていなかった
店舗の情報は、自社サイトだけに掲載されているわけではありません。グルメサイトや地域情報サイト、店舗検索サービスなど、複数の外部サイトにも掲載されています。今回確認した主な掲載先は、次のとおりです。
- くふうとりっぷ
- ホームメイトリサーチ クックドア
- ぐるなびプロ
- アットエス
それぞれのサイトを確認すると、決済方法の掲載状況や表記には違いがありました。情報が記載されていないサイトもあれば、現在とは異なる内容が残っている可能性もあります。
お客様がどのサイトを見て来店を検討するかは分かりません。そのため、自社サイトだけを最新の状態にしても、外部サイトの情報が古いままでは、正しい情報が十分に伝わらない場合があります。
まずは、ネット上の掲載情報を洗い出し
今回の取り組みでは、最初に黄金トマトのカル麺様の情報が掲載されている外部サイトを洗い出しました。そのうえで、各サイトに掲載されている決済情報を一つずつ確認しました。確認したのは、単に決済方法の記載があるかどうかだけではありません。
- 現在利用できる方法が掲載されているか
- すでに利用できない方法が残っていないか
- サイトごとに内容が食い違っていないか
- 表現の違いによって誤解が生まれないか
- 必要な情報が抜けていないか
掲載されているサイトが増えるほど、どこにどの情報が掲載されているのかを把握することは難しくなります。そこで、外部サイトの情報を一覧で確認し、現在の店舗情報と照らし合わせながら整理しました。
自社サイトに、現在の決済方法を掲載
外部サイトを確認すると同時に、自社サイトの決済情報も整備しました。自社サイトは、店舗が自ら管理できる重要な情報源です。決済方法について検索した方が店舗の公式情報を確認できるように、現在利用できる支払い方法を分かりやすく掲載しました。
「キャッシュレス決済対応」と書くだけでは、具体的に何を利用できるのか分かりません。お客様が判断しやすいように、利用可能な方法を具体的に示すことが大切です。検索エンジンやAIに内容を理解してもらうためにも、曖昧な表現を避け、明確に記載する必要があります。
外部サイトの決済情報も整理・統一
自社サイトの情報を整えた後、外部サイトに掲載されている決済情報も確認し、内容を揃えました。株式会社エーピーアイが行った主な支援は、次のとおりです。
- 自社サイトに掲載されている決済情報の確認
- 現在利用できる決済方法の整理
- 外部店舗情報サイトの洗い出し
- 各サイトに掲載されている決済情報の確認
- 古い情報や不足している情報の整理
- 自社サイトと外部サイトの表記の統一
- 検索エンジンやAIが理解しやすい形での情報整備
複数のサイトで同じ内容を掲載することで、検索する方がどのページを見ても、正しい情報を確認しやすくなります。また、検索エンジンやAIにとっても、複数の情報源で内容が一致していることは、店舗情報を判断する材料の一つになります。
AIが答えるためには、Web上に情報が必要
最近では、検索エンジンに言葉を入力するだけでなく、AIに質問して店舗情報を調べる使い方も広がっています。例えば、次のような質問です。
- 黄金トマトのカル麺ではカードを使える?
- 電子マネーに対応している?
- 現金以外で支払える?
AIがこうした質問に正しく答えるためには、Web上に判断材料となる情報が必要です。さらに、自社サイトには利用できると書かれている一方で、外部サイトには異なる情報が掲載されていると、AIがどの情報を採用すればよいか判断しにくくなります。
AIが店舗の決済方法を正しく理解できる状態をつくるには、一つのページだけを更新するのではなく、Web上の情報をできる限り揃えることが大切です。今回の支援では、自社サイトと外部サイトの情報を統一し、AIが現在の決済方法を確認しやすい状態へ整えました。
情報が食い違っていると、お客様を迷わせる
Web上に異なる情報が掲載されていると、お客様はどれが正しいのか判断できません。例えば、自社サイトではクレジットカードを利用できると書かれていても、別のサイトでは「現金のみ」と掲載されていた場合、来店をためらう方もいるかもしれません。
店舗へ電話して確認する方もいますが、すべての方が問い合わせてくれるわけではありません。分からないまま、別のお店を選ぶ可能性もあります。
店舗側にとっては小さな情報の違いに見えても、お客様にとっては、来店するかどうかを決める理由になります。正しい情報を分かりやすく掲載することは、お客様からの質問を減らすだけでなく、来店機会の取りこぼしを防ぐことにもつながります。
派手ではなくても、来店につながる大切な対策
AIO対策というと、新しい記事を大量に制作したり、特別な技術を導入したりすることを想像されるかもしれません。しかし、店舗の基本情報を正しく整えることも重要な対策です。
営業時間、定休日、駐車場、予約方法、決済方法などは、どれも来店前に確認されやすい情報です。こうした基本情報に誤りや不足があると、店舗に興味を持った方が、最後の段階で来店を迷ってしまう可能性があります。
決済情報の整理は、見た目に大きな変化が出る施策ではありません。それでも、お客様が感じる小さな疑問に正しく答えられる状態をつくることは、来店につながる大切な取り組みです。
基本情報ほど、定期的な確認が必要
店舗の情報は、一度掲載すれば終わりではありません。新しい決済サービスを導入したり、利用できる方法が変更されたりすることがあります。また、自社サイトを更新しても、以前に登録した外部サイトの情報が自動的に変わるとは限りません。そのため、次のようなタイミングで掲載情報を確認することが大切です。
- 決済方法を追加、変更したとき
- 営業時間や定休日を変更したとき
- 予約方法を変更したとき
- 店舗を移転、改装したとき
- メニューやサービス内容を変更したとき
- 長期間、外部サイトの情報を確認していないとき
自社サイトの情報だけでなく、Googleやグルメサイト、地域情報サイトなども合わせて確認する必要があります。掲載先が多い店舗ほど、定期的な情報の見直しが重要です。
AIO対策は、情報の量だけでなく整合性も大切
AI検索で見つけてもらうためには、多くの記事を作ることだけが重要なのではありません。ネット上に掲載されている情報が正しく、掲載先によって内容が食い違っていないことも大切です。特に、次のような基本情報は、できる限り表記を揃える必要があります。
- 店舗名
- 住所
- 電話番号
- 営業時間
- 定休日
- 予約方法
- 駐車場情報
- 決済方法
- 提供しているサービス
複数のサイトで内容が一致していれば、検索する方も安心して情報を確認できます。AIにとっても、その店舗について判断するための材料が増えます。株式会社エーピーアイでは、新しいページを作るだけでなく、すでにWeb上に掲載されている情報を確認し、正しい状態に整える支援も行っています。


